はじめまして。キャリアアドバイザーの下﨑と申します。 リクルーティング・パートナーズの人材エージェント事業部の責任者として、皆様の転職活動のご支援をしております。
「いつかは九州に帰りたい。でも、地方転職はキャリアダウンだけでなく収入ダウンも覚悟しなければならず、家族の同意を得られるかどうか…」
九州へのUターン・Iターンなど移住転職を検討している方は、そんな漠然とした不安を抱えているケースが圧倒的に多いのも事実です。
たしかに、2022年時点で東京と九州各県の年収差はおよそ100万円。 しかも、現在と同じようなスピード感と規模感で仕事ができるかも分からない・・・。 そこに転居や子どもの教育をどうするかといった問題も山積みになり、移住転職のハードルはとても低いとは言えません。 だからこそ、皆さんにとって地方へのUターン・Iターン転職は「キャリアを”降りる”」や「仕事でのワクワクはあきらめないといけない」といったネガティブな印象があるのではないでしょうか。
かくいう私も、首都圏からのUターン組として、同じ不安を抱いていました。 少し長くて恐縮ですが、自分の経験をお話しさせてください。
首都圏での武者修行で得た仕事の手ごたえ
北九州市で生まれ育ち、現在39歳。 高校までは福岡で過ごし、大学進学を機に関東へ。 建築を専攻していたこともあり、新卒では国内大手のSPA(製造小売業)へ入社。 それから10年ほど、関東を中心に様々な部署で経験を積みながら武者修行をさせていただきました。
現場での店舗運営を経て、3年目からは人事部門へ配属。年間300名の新卒採用から採用ブランディング、採用戦略の立案まで。人事として役員クラスの方々との議論にも必死に食らいつきながら、連日連夜遅くまで格闘する日々が続きました。
その後、プライベートブランドの物流拠点立ち上げに参画。神奈川県・某港でがらんどうの巨大倉庫から始めて、備品の選定やレイアウト設計はもちろん、従業員採用から育成・評価・マネジメントまで…… 今とは比べ物にならないほどのハードワークながら、自分のキャリアの礎となる大きな成長を積み上げた数年間でした。
ターニングポイントになったのは妻の妊娠
当時すでに結婚してはいましたが、妻とはお互い納得いくまで仕事をしようという気でいました。 ところが妻の妊娠が分かったとたん、心境は一変。 いざ家族が増えるというタイミングで 「俺、このままでいいのか?」 と思い立ち、出産予定日が判明したその日に、次の就職先も決めないまま退職を決意。 妻もさすがに驚いていましたが、お互い貯金も多少なりあるし、これを機に仕事とプライベートを見直そうということになったのです。
転職活動を通じて感じたUターン転職への不安
妻と相談のうえ、ひとまず地元である北九州にUターンすることに。 無職期間を満喫しながらも、転職活動にはとても苦労しました。
まず、そもそも北九州にどんな地場企業や仕事があるのか分からない。 転職サイトで求人情報を覗いてみても、仕事内容や業務内容が全く心に引っ掛かってこない。やはり前職で働いていた頃のようなワクワク感や仕事への熱意はあきらめなければならないのか?と残念に感じました。
次に、同じ年収水準の仕事がない。 家賃などのランニングコストが安くなるとはいえ、さすがに年収がこれほど大幅に下がるというのは痛手でした。お金だけで仕事を決めるつもりは全くありませんでしたが、金額面のビハインドを上回る魅力を感じる企業がなかなか見つかりません。今となっては全く気にもしていませんが、当時はやはり不安を感じたことを覚えています。
そして最後に、自分と合う企業文化なのかが分からない。 大学から関東に出てきた自分にとって、地元企業なんてひとつも知らない状態。自分が働くイメージが全くわかず、応募のとっかかりさえも見えない日々が続きました。それほどまでに、転職活動は自分にとってストレスであったことは間違いありません。
Kyu-syokuはここにこだわります
私が首都圏からのUターン転職のときに抱いていたような不安や戸惑いを、きっと多くの人も同じように感じているはず。 だからこそ、Kyu-syokuは3つの「こだわり」を貫きたいと考えています。
①九州の「キラリと光るいい企業」にこだわる
九州には、知名度こそ高くないものの常に新しい事業に挑み続ける地場企業やローカルならではのアイデアに満ちたベンチャーといった「小さいけれどキラリと光る企業」がたくさん存在します。 私たちはそうした企業だけを厳選し、あなたが九州に帰ってきたくなるようなワクワクする仕事や”働く人”をご紹介します。
②「転勤なし」の「スペシャリスト求人」のみを掲載
転職情報サイトに多いのが、勤務地を限定して検索しても結果的に”全国転勤あり”の案件ばかりが表示されてしまうこと。こっちはせっかくその土地に根を張り生きていこうと思っているのに、転勤ありの求人情報ばかりが並ぶと探す気もなくなりますよね。
また、未経験歓迎・誰でもOKな仕事内容を掲載することもありません。 特定の領域で経験を積み、専門性を磨いてきたあなたが、地方へのUターンを「ステップアップ」だと感じられるような仕事だけを厳選してご紹介します。
③九州に精通したキャリアアドバイザーによるマッチング
もしも掲載されている企業に興味を持ったら、ぜひエントリーボタンから私たちにご相談下さい。 九州の採用市場は首都圏とは全く異なるため、「数打ちゃ当たる」方式のご紹介が皆さんのためにならないことは、地元に住む私たちがいちばんよく分かっています。 だからこそ、地場企業の求める要件や企業文化・風土まで熟知したアドバイザーがあなたのキャリアパスを丁寧にヒアリングし、こまやかな個別フォローを実施します。
九州に根差したKyu-syokuだからこそできるマッチングを。
Kyu-syokuは、残念ながら数多くの求人を取り上げることはできません。 上記のようなこだわりを貫くと、必然的にご紹介できる企業は限られてしまうからです。
ただ、これだけはお約束します。
私たちは自信を持って素敵だとおすすめできる会社しか掲載・ご紹介しません。素敵な企業だからこそ取材を通じて私たち自身もますますその企業のファンになり、ファンだからこそより深い企業理解につながる。そんな企業との強いつながりが、あなたと企業の相性を見極める精度を高めます。
「九州にはいい仕事がない…」という嘆きをゼロにしたい。 九州でいきいきと働く人を1人でも多く増やしたい。 そして皆さんが「この会社と出会えてよかった!」とワクワクできるような仕事人生に伴走したい。
私たちはそんな思いで、このKyu-syokuを創っていきたいと思っています。
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