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- SOCを請け負える貴重な存在
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沖縄に本社を置く株式会社セキュアイノベーションは、九州では数少ない、情報セキュリティ専門の企業です。事業の柱は2つ。1つ目は、SOC(セキュリティオペレーションセンター)事業です。SOCとは、企業に向けたサイバー攻撃の検出・通知・分析・対策を専門的に行う組織のこと。本来であればそれぞれの企業が自社で行うのが理想ですが、セキュリティに関する技術は高度。知識を持つ人材も希少なため、セキュアイノベーションのような専門企業に委託するケースが増えているのです。しかも同社は24時間365日体制での監視体制を構築。また地方に拠点を置くことにより、大都市にある同業他社よりも割安な費用を実現し、大手から地方の中小企業まで、幅広いクライアントからオファーを集めています。一度信頼関係ができれば、安定した売上につながるのがSOC事業の特徴。その順調な拡大が、同社の安定経営へとつながっています。
- 先進技術に高い評価。日経業界地図にも掲載
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2つ目の柱は、セキュリティ診断サービス事業です。ネットワークやECサイト、Webアプリ、IOT機器などに対して、プログラムの脆弱性を診断し、事前にセキュリティホール(弱点・脆弱性)を見つけて、対策を提案します。診断にはツール診断と手動診断がありますが、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッドな手法を導入。診断後の万全のフォローも、SOC事業で豊富な実績を持つ同社ならではの強みになっています。
並行して自社製品の開発にも取り組んでおり、2020年にはサイバー攻撃の早期発見に特化したソフトウェア「EISS(アイズ)」の販売を開始しました。既存のセキュリティソフトにプラスする形で利用でき、端末1台あたり1800円(税別)という破格の料金設定を実現。エンドポイントの操作を記録・分析して「自ら早期発見できる状況を作る」という独創性も高く評価され、「第15回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2021」の支援業務系ASP・SaaS部門において「先進技術賞」を受賞しました。
こうした一連の取り組みが認められ、「日経業界地図2022年版」でも、並みいる大企業と並んで、情報セキュリティ業界を代表する企業として紹介されています。
- 抜群の定着率。エンジニアがやめない理由
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社員は現在、約70名。そのうちの約半数がセキュリティエンジニアです。同規模の会社としては非常に多い技術者を抱えていることも大きな強みになっています。
その強みをさらに伸ばし、最大限に活かすべく、社内は「エンジニアファースト」が徹底されています。準備に数十万円かかる資格取得の費用も、会社が全額負担。年間MVPや敢闘賞といった表彰制度も用意されています。
またIT業界は残業が多いイメージもありますが、同社では、ほぼ18時の定時で帰ることができているとか。社長のことも「さん」づけで呼べるほど、社内の風通しもよく、「数年に1度しか社員がやめない」という定着率の高さが、働く環境の良さを物語っています。
- SEやインフラエンジニアから、セキュリティエンジニアへ!
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ちなみにエンジニアの多くは、前職がSEやインフラエンジニアだったとか。同社に転職してから、セキュリティ技術を本格的に学び始めたそうです。実はSEなどのスキルも「システムをサイバー攻撃から守る」ためには非常に重要であり、短期間でスペシャリストを育てるノウハウにも、同社は自信を持っています。
ニーズの増加を受け、2021年10月には福岡に新たな拠点も開設しました。将来的には海外展開や株式の上場も計画しているとか。沖縄・九州から、日本を代表する情報セキュリティ企業へと羽ばたくために、エンジニアファーストによる技術革新の挑戦は続いていきます。




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会社概要
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- 株式会社セキュアイノベーション
所在地 | 沖縄県那覇市上之屋一丁目18番36号沖縄映像センタービル3F |
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URL | https://www.secure-iv.co.jp/ |
代表者 | 栗田 智明 |
資本金 | 1億6100万円 |
設立 | 2015年10月 |
従業員数 | 68名 |